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         99/10/17:MessagePad いまだに越えるものなし -
         
         
          MacPower11月号PDA探偵団に「いまだ衰えない人気」という書き出しでNewtonの魅力が紹介されてます。著者は御存知、"イタリやん"
         霜田さん。特にMessagePadのメモ機能に惚れ込んでいる氏が久々にNewtonの魅力を綴ってくれました。ボクのSketchMailも紹介されてますよ
         (^^)
         
         色々なPDAを今まで実際に使ってきた霜田さんが「いまだに越えるものなし」と言い切ってます。
         
         
         (サポートの問題があるにせよ)MessagePadを使う価値はあると思う。新しいソフトウェアは世界中でリリースされているし、情報は世界中のホームページで公開され続けている。ユーザーが熱い限り、その熱気がさめることはない。
         
         
         まさにその通りだよね。
         
         == ユーザーの声で動き出したSimpleMail4.0 ==
         
          現在水面下でSimpleMail4.0とSketchMailのドッキング作業が進んでます。例のナタレンコ君の熱い要望で、Simonとボクが動かされてます
         (^^;; なかなか良い経験になるね。
         
         3人(ロシア・アメリカ・日本)の中での共通語は英語なんだけれども、Simonとボクが技術的な話をする場合はNewtonScriptが共通語になってる。あいまいさの無いプログラミング言語なればこその利点かなぁ
         (^^)
         
         考えてみれば、単なるサンデープログラマ達が国境を越えて1つの物を作ろうなんて話、Newtonが凍結されなかったら起きなかった事かもしれない。
         
         
         それにナタレンコの熱意がなければ続いてなかったと思うんだよね。Simonも時間の無いトコロをヤリクリしてまでSimpleMailの改造を続けてくれてる。イタリやん霜田さんの言う通り、ユーザーが声を出し続ける限り何かを変えられるんじゃないかな。元気が無くなったと思われてるNewtonユーザーだけど、PlanetNewtonのメーリングリストNewtonTalkListなんかでは、いまだに毎日100通を越える情報のヤリトリが行われてるんだよ。
         
         
         == Newton国語辞典 ==
         
          さて、こちらも今だに作り続けるNewtonプログラマー。MP2Kを自分でアップグレードしたりシリアルポートを自作したりと手先の器用な竹澤さんが、今度はNewton用の国語辞典を作ってくれました。NewtonBookという形で製作されたこの国語辞典はFindを使って検索をかけるという方法で使うようです。日本語のFindパッチが必要かな?
         
         
         さすがに辞典だからサイズは1.4MBと巨大だけど、辞書専用のメモリカードを作って必要な時に差し替えるなんて使い方がNewtonはできるんだよね。「スープ」というデータベースシステムを持っているNewtonだからこそのデータ・ホットプラグインだよね。
         
         
         == 新しい開発環境 ==
         
          最近、Basiliskというフリーのエミュレータを使ってます。これはFusionのように68KのMacをエミュレートするものなんだけど、なかなかいい。
         
         
         Fusionで使っていた、MacのROMファイルやハードファイルをそのまま流用することができるし、Fusionでは出来なかった事が色々と可能になっている。Basiliskを使い出したのはNewtonプログラミングのためなんだよね
         (^^)
         
         ボクが使ってるのはWin32版で、VAIO-C1の1024x480という変則画面いっぱいにMacが動く。これが気持ち良い。PCカード経由のCD-ROMも使えるし、何よりEtherNetが使えるのが強い。エミュレートしたMac上でネットサーフィンもできた。なんとホイール付きUSBマウスも使えて、ホイールを回すとFINDERがスクロールしたりするのだ。うーむ、便利! FusionのようにDOSプログラムではなくWindows上の1つのプロセスとして動作しているので、Windowsが認識するデバイスなら特殊なものを除けばBasiliskで利用できるってことかな。
         
         
         外見はVAIOなんだけどMP2Kよりヒト回りだけ大きいPowerBookを使ってる気分で、現在一番のお気に入りだったりする。
         
         
         動作パフォーマンスは
         
         
            - MacOS8.0起動に30秒
            
            
 - NCUの起動に10秒(Newtonのバックアップもできた)
            
            
 - NTKの起動に90秒(プロジェクトファイルをクリックして起動した場合)
            
            
 - アプレットのコンパイルに90秒
         
 
         
         CPU・フレームバッファ・シリアルポートなどの各動作スレッドの優先度を細かくチューニングすることもできるので、動作バランスを整える事はできそうだね。Basilisk自体はまだ開発途中の0.7-2アルファだけど今のところ支障はでてない。オープンソースなので開発者にとってもなかなか遊べる環境になっている。
         
         
         == 動き始めた ==
         
          来年早々に子供が生まれる予定です。最近カミさんのおなかが、ピクピクと動いてます。呼びかけると動くってことは声が聞こえてるのかなぁ。っうわけで、毎日おなかに話しかけている、親バカになりそうなYosでした。なはは
         (^^)