MP2000ドック
- 構想概要
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発想は単純
。Duoみたいなドッキング・クレイドルが欲しいので自作してしまおうか、というところですね。
形はこんなもんでしょうか。
まあ、そのままの形です(笑)。コネクタ部分は付け根を支点に上下に首を振ることができます。MP2Kのコネクタを差し込む時にはコネクタを上向きにしなくてはなりませんからね。
MP2Kのインターコネクトポートというのは
ドッキング検出・他デバイスへの電源供給・電源入力
オーディオの入出力・シリアル(Keyboardも含む)接続
と5つの機能を持っているのですが、このうちの3つを使ってMacとの接続を行うというのが、このクレイドルの構想です。
こんなことができるようになります(真ん中がクレイドル)
・外出から帰ってきてクレイドルのコネクタにさし込み、MP2Kを横たえて充電開始
・レコーディングステーショナリーで取材してきた情報を再生してMacに吸い上げる。オーディオ信号なのでサウンドブラスター内蔵のPCでもOK。
・Mac/PC側から音源を流し込んで、記録する
・クレイドルにはNewtonKeyboardが接続されているので、ドックインと同時にKeyboardに接続される
- ハード設計
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さてハードウェアを設計してみましょう。
ははは、大上段に構えた割りには設計というほどの図面じゃなかったッスね
(^^;;
これじゃ面白くないので、LineOutレベルのオーディオ信号をスピーカーで鳴らせるレベルにまで持ち上げましょう。クレイドルに内蔵スピーカーを持たせても面白そうです。
左側の入力がMP2KのLineOutから来てます。出力には8オームのスピーカーが使えます。電源が問題ですが。インターコネクトポートからMP2Kに供給する電圧は6.75〜7.50ボルトなので、別系のDC-DCコンバータを内蔵すれば大丈夫でしょう。8ボルトで1W程度。2W出すには12ボルトぐらい必要になりますね。チップは、お馴染みのLM380です。
http://www.national.com/ds/LM/LM380.pdf
- 必要なソフトウェア
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ドック・インしてすぐにキーボードが使いたいので、「DockInを検知して、キーボードを認識する」という仕組みがあったほうが便利ですね。
簡単にはリセットをかけちゃうという作戦もあります
(^^)
ただ他にも、DockInと同時にオーディオの入出力先をMac側に自動切り替えしたいですから、ちゃんとやってあげたほうが良いでしょうね。
インターコネクトポートの機能としてDocking検出が用意されているので、DockInを検知して動作する部分をうまくインターセプトしてあげれば良いと思います。同様にDockOutも検出できます。
- 発展形
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コネクタ部分だけを切り出して、ヘッドセットを接続するということも考えられますよ。
はっきり言って、使うのは勇気がいりますが ...
(^^;
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