Newtonの日本語環境

Newton MessagePad英語版の日本語入力はAppleの正式サポートにはありません。

Newtonを便利に使いたい! という草の根活動によってNewtonで日本語の表示や入力が、曲がりなりにも出来るようになったんです。

なので結構あちこちのホームページなんかを見ないと、その実際の方法やパッケージが分からないのですが、そんな情報をなるべく集めようと考えたのが、このページです。

Newtonの日本語環境整備は、

・EnFourやFactoryなどのソフトウェアベンダー

・要町、赤城、Kanji14などのフォントで有名な村井呂好さん

・"いずみ"の開発者 大久保弘崇さん

・Jisyoの作者 Kuwabaraさん

その他の方々の "Newtonへの愛情" によってもたらされた物ですよね (^^)

ボクがこんなページを作るきっかけになったのも、そんなみなさんの活躍に触発されたからだと思ってます。彼らがいなければ、このページは無かった。

ボクたちに素晴らしい夢を与えてくださった、先輩のみなさんに感謝致します!

ただし、この情報はボクの持っている環境で動作確認しただけで、MP2Kの環境によっては動作しない、または障害が発生してNewton自体の動作がおかしくなる場合があります。そこまでを前提の上、自分の責任範囲において いじくって下さいね。


フォントを手に入れる

Appleから商品に添付されて配布されている明朝フォントは使用許諾関連の制限のために英語版MPにインストールすることはできません。

ただし、ファクトリーから売り出されている F.U.Nの明朝フォントは 「そのマシンのために購入すれば」使えると思っています(間違っていたら御指摘ください)。

村井呂好さんによるフォント要町 Kanamechoはフリーで使うことができます。


変換辞書を手に入れる

変換辞書は、これまたフリーソフトにありました。T.KuwabaraさんのJisyoです。


入力ツールを手に入れる

入力ツールのインタフェースというのは結構、好みが分かれる所でして...。

自分の気に入ったのが無かったので作りました (^^;;

「E漢字」と言います。よろしくね。


E漢字とは?

一言で言うと、ローマ字入力したテキストを平仮名、カタカナ、漢字に変換するTapBarモジュールです。

製作の動機としては、英語圏の人達のように直接Notesに文章を書き込みたかったわけです。ソフトキーボードや文字認識パレットなどを介さないとNewtonとヤリトリする事ができないのが、もどかしかったですねぇ。

ソフトキーボードを使っての日本語入力はキーボードが画面を覆って、実際に入力しているNotesなんかが見えなくなるために文章が見づらくなって、キーボードの位置を度々変えなければならなかったりします。

この操作が非常に面倒で、文章を考えている思考の流れが乱されるので、「何を書いてたっけ?」なんて事が度々ありました。

文章の入力に意識を集中できるインタフェースが欲しかった訳です。

あと、ユーザーが変換したい文字列をNewtonが自動判別する機能も内蔵しています。パソコンのワープロで文字入力している時は、文字を選択して変換なんてしませんからね。


E漢字自体は英語環境/日本語環境の区別がありません。前述したフリーウェア環境で使用することもできますし、UniFEP搭載の日本語環境でも使えます。


E漢字(いー感じ)の特徴と機能

・インタフェースはボタンひとつ。

・ローマ字から直接漢字に変換できる。

・ユーザーが変換したい文字を特に指定することなく、文字変換ができる。

・キーボード形式でないため、Newton本来のテキスト修正スリップが使える。

・ボタンが1つだけなので画面を広く使用することができる。

・ボタンを使った簡単なジェスチャーで入力のUndo操作ができる。

・T.KuwabaraさんのJisyoに対応しています。

 


実際に使ってみよう

E漢字の使い方はこちらのページにまとめてあります。ご覧ください。

 

 

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