2006年03月14日
SmartCaddie
PBJのUltra Mobile PC、「SmartCaddie」が、4月に日本市場に登場。
CPUには1GHzの超低電圧版C7-Mが搭載されており、Touch Pack付きの Windows XP Tablet PC Edition 2005がプレインストールされている。
本体の左右にはUSBポートが1つずつ。右側面には電源ボタンとボリュームボタンを備え、ヘッドフォン端子も用意されている。
表示ではズーム機能が用意されており 800×600、1024×600ドットの表示をエミュレーション可能だという。ちょっと見てみたいですね。
価格は4月の製品発表会で告知されます。以下、報道関係者向けのニュースリリースより。
「本を読む感覚で手に取ることが出来る。」「立ったままでも使いたい。」「小さくても機能はしっかりとWindowsパソコンであってほしい。」といった多方面のニーズすべてに応えながら、女性が携帯していても違和感を覚えないようファッション性にも配慮、屋外でも室内でも手軽に持ち運べ、インターネットの閲覧や動画チャット(インターネット回線を使い文字、動画、音声で行うコミュニケーション)など、今やポピュラーとなりつつあるデジタルライフをもっと自由なスタイルで、より多くの人に楽しんでもらいたいという基本発想で開発した商品です。
投稿者 Yos : 06:40 | コメント (3) | トラックバック
2006年03月10日
Origami = Ultra Mobile PC
ついに Microsoft が全貌を明らかにした。
Origami Project というコミュニティサイトも同時オープン。開発者のブログや一般ユーザーが参加できるフォーラムなどで UMPCを盛り上げていくようだ。
ただ、どちらのサイトを見ても思うのはトピックの分け方がたとえば「ハードウェア/ソフトウェア」のように、供給側の目線で書かれていること。アーリーアダプターへの呼び水の段階といった感は否めない。
このUMPC。ハードウェア以外にも画面両端から扇形に広がるタッチキーボードだったり、FolderShareであったり、たしかにガジェットとして面白い部分はあるが、新しいサービスが得られるという感動がなく「どこでもWindowsが使える」といった印象しか受けなかった。WindowsCEの焼き直しに見える。
考え方がプロダクトアウトの家電メーカーっぽいという印象。Appleのように一般利用者やビジネスを惹きつける提案センスや間(ま)といったものは、未だMSには期待できないのかも知れない。
動向を見守ってみましょう
投稿者 Yos : 06:13 | コメント (2) | トラックバック
2006年03月08日
Ultra Mobile PC のデモ・ビデオ公開
米CNETより「Ultra Mobile PC」のビデオ映像が公開されている。
指先でのジェスチャーのデモが楽しい。
画面に「V」と書いてビデオクリップの一覧を表示し、指先でピックアップすれば即ビデオが再生される。また「h」と書けばホームポジション・メニューに戻る、といった感じだ。
Intel はプロセッサとチップセットなどのプラットフォームを提供するが、その提供先のメーカーは明らかにされていない。
広報部によると「海外のメーカーが3月中には発表するだろう」とのこと。ただし、日本メーカーについては「答えられない」としている。
Intelは「Ultra Mobile PC」を「ノートPCと携帯電話の中間のセグメント」と位置付けており、今までこのセグメントに存在していた「MobilePC / PalmTop / PDA」などの中途半端な位置付けのデバイスを一掃して、一気にノートPC寄りにシフトさせるつもりのようだ。
本当に、そんなポテンシャルを持っているのかどうか。9日に公開されるオリガミ・プロジェクトの Week3 が楽しみになってきた。
投稿者 Yos : 17:31 | コメント (0) | トラックバック
Intel から Ultra Mobile PC
CNET-Japanより。
米国時間3月7日、Intel Developer Forumで「Ultra Mobile PC」のプロトタイプが発表された。
これは機能をフル装備した低消費電力ミニタブレットのサンプル製品で、オリガミ・プロジェクト用の特殊なWindows XPの稼働が可能。
ポケットサイズ、タッチスクリーン式の7インチディスプレイ。標準的x86プロセッサと超低電圧チップを採用し、WindowsやLinuxを含むx86版OSを動かすことができる。
近い将来、1日使用可能なバッテリ駆動時間と500ドルの価格を実現できる可能性があるとIntel は述べている。
オリガミ・プロジェクトのWeek3では、このIntelの発表を受けて、Windows XPにのみ対応するオリガミ・プロジェクトの最終的な詳細を9日に明らかにする予定のようだ。
Intelの行ったテストでは、この端末が忙しい母親層にアピールすることも分かっており、想定していなかった市場の発展が期待されている。
バイブル手帳サイズに見えるけれども、アメリカ人が持っていると想定すれば、大きさ的には Newton MessagePad2000とほぼ同じ。
過去に色々と論議された「使いやすいPDA」は、やはりサイズ的にはこれくらいなのかもしれないです。
Linuxも動かせるということですから Ultra Mobile PC 上で NewtonOS を動かしたくなりますね。
投稿者 Yos : 06:59 | コメント (1) | トラックバック
2006年02月23日
Toughbook ワイヤレスディスプレイ
Panasonic Computer SolutionsからToughbookのワイヤレスディスプレイ版が登場した。
1.18 kgで 10.4"の高輝度LCDタッチスクリーン。医療ワークフローの改善のためにデザインされたというシンクライアント。802.11無線LANでCitrix Metaframe、ウィンドウズサーバーその他のウェブサーバに接続し、BlueToothで周辺機器と結ばれる。
信頼性とセキュリティのために、このデバイスにはハードディスクはなく、指紋認証スキャナが内蔵。Toughbookというだけあって、生活防水、衝撃、振動対策が施されている。
投稿者 Yos : 06:56 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月06日
OQO model 01+
OQOからWindowsXP Tablet Edition 2005に対応した新しいモデルが発表された。
ありとあらゆるインタフェースを網羅して、かなり凄いスペック。
その名も OQO model 01+ ultra personal computer。ウルトラパーソナルですよ、PDAどころの話じゃない(笑)
常に手帳やサイフと一緒に携帯することを想定しているので、落下を検知してハードディスクを守る "Active hard drive protection" や、飛行機や自動車用の電源アダプタ "Universal power supply (air/auto adapters included)" が用意されているのがユニーク。
WinXP Tablet Edition モデルが $2,099.00。紹介ビデオもあるのでチェックしてみては?
投稿者 Yos : 15:59 | コメント (0) | トラックバック
2005年12月19日
cPC
DualCor社から、Windows XP Tablet EditionとWindows Mobile 5.0が切替えで動作するセルラーフォン「cPC」が来月のComputer Electronics Showで公開されるようだ。cPCはアプリケーションを起動するときに、x86かスマートフォンかを選択できる。
サイズは6.5×3.3×1.2インチで800×480の5インチ・タッチスクリーン。このスクリーンはLG社の特殊ガラスを使用し非常に明るくなっている。USBポート3つ、ミニVGAポート、ステレオ・ヘッドセット、左右のマウスボタン、ポインター・スティックも付いている。
WindowsXPとして見ると、スペックは1.5GHzのC7-Mプロセッサに1GBのメモリ。このチップを選んだのは7.5ワットで通常のコンピュータと同じパフォーマンスを得ることができるからだそうだ。
スマートフォン(セルラーフォン)としての見るとOSが Windows Mobile 5.0 PocketPC Phoneエディションで、IntelのPXAコミュニケーションプロセッサを搭載。DRAM128MBに1GBのフラッシュメモリを積んでいる。
XPを使った「フル・コンピューティング・モード」での駆動時間は3~4時間。スマートフォンでの駆動時間は8~12時間。
40GBのハードドライブはWindowsXPとWindowsMobileで共用している形。
XP側で作成したデータを、起動の速いスマートフォン側でオンデマンドに閲覧なんていう連携も可能なんだろうね。
さらにこのcPC、ドッキングモードでクレードルを繋げば、通常のデスクトップPCと同様の使い勝手になるそうです。
メールやウェブのチョイ見のような、軽い用途にはスマートフォン側を使って、そこからさらに深く展開していくような仕事にはXP側を使う。さらにオフィスに持ち帰ってクレードルに繋げば、データをシンクロさせることもなく、そのまま作業を続行できる。
ちょっと試してみたいワークスタイルではあります。
来年の3月には1,500ドルで購入できるような話も出ていますが、この辺は流動的。
ノートPCの値段が下がってきていますので、cPCのような製品の価格帯は "Magic Number" ですね。
投稿者 Yos : 12:39 | コメント (0) | トラックバック
2005年12月17日
Ink Ez
最近、TabletPCのプログラミングを始めました。
というのもボクは数年前から学生なので開発キットなどが学割で買えるからなのです。
(年明けに試験があるんだよなぁ、正月は試験勉強ですな)
アカデミックパックのさらに廉価なパッケージで、20万~30万円相当の開発キットが5000円ぐらいで買えてしまうのです。先日、学生証のコピーを送付して登録完了しました。Microsoftは「学生が技術習得に最適なツールを提供」と言ってますが、まぁ囲い込みですね。おかげでボクは得できました。
AppleがタブレットMacを出してくれるまで(出してくれるかなぁ)Windows XP Tablet Editionで遊んでみることにします。
さて当面の開発課題は、手書き入力。Tabletエディションの文字入力パネルは、文字認識レベルは素晴らしいですが、使い勝手が最悪。これをなんとか改善すべく思案中です。
プロトタイプをいくつか製作してみましたが、ユーザーインターフェイスの部分で試行錯誤しています。
目指すはキーボードなしのピュア・タブレットでの快適な文字入力。子供でも簡単に操作できるようなのがいいですね。
プロジェクト名は "Ink Ez"
投稿者 Yos : 11:37 | コメント (0) | トラックバック
2005年12月09日
6歳でも使えるコンピュータ
ウチの子も来年6歳。
よく遊び、よく笑い、よく学べ。
ぼくはコンピュータをツールとして子供に使わせたいと思ってます。
以前も話題にしたかもしれないけれど、コンピュータを使う時にIME(InputMethodEditor)が必要になるかどうかでその国の情報リテラシーが大きく左右されると思う。キーボードから打ち込んだ文字がそのまま画面に出てくるのなら、文字の形を判断できさえすれば子供でもコンピュータを使って好きな情報を調べることができるからね。
たとえば街で "CAT" という文字を見て「あれは何だろう」と思った時に、アメリカの子供ならパソコンを立ち上げてGoogleに接続して C-A-T をキーボードから探して打てば検索できる。
これを日本の子供に置き換えてみると、街で見た「猫」という文字で情報を検索するために必要なのは
・「猫」を「ねこ」と読むスキル(漢字読解)
・「ねこ」を "neko" に変換するスキル(ローマ字変換)
・IMEを使って "n-e-k-o" と打ち、「猫」に漢字変換するスキル(IMEの使い方)
ざっとこれだけのスキルが必要になる。「猫」というキーは無いからね。
しかし子供でもタブレットPCなら、多少ミミズが這ったような字でも「猫」という線画イメージさえ書ければコンピュータを使えるようになる。「見たものをそのまま書く」ことによって、コンピュータの可能性と応用範囲は飛躍的に広がることになり、利用者の年齢層も子供から老人まで大幅に広がる。
これが普通のパソコンとタブレットPCの大きな差。
「電子文書に直接手書き文字が書き込める」とか「プレゼンにチカラを発揮」とか、そんな話じゃない。
裏返して言えば、欧米でタブレットPCがブレークしてこないのは、みんなが年齢に関係なくキーボードが使えるから。キーボードに慣れた視点から見下ろして
従来パソコン+手書き=タブレットPC
という売り方をしているうちは、タブレットPCはブレークしてこない。ある業務を効率化するという見方じゃなくて「日本の情報文化レベルを底上げする」ぐらいの勢いもってやらないとね。日本の情報文化の足カセであるIMEを払拭できる可能性をタブレットPCは持っているわけだ(※1)。
「タイプライター文化の欧米 vs 手書き文化の漢字圏」といった構図でしょうか。漢字圏でこそタブレットPCなんだけどね、ホントは。
※1)厳密にはタブレットPCも手書きIMEを通してますけど。
投稿者 Yos : 13:00 | コメント (0) | トラックバック
2005年03月02日
タブレットPC
中古ショップで格安のタブレットPCを見つけました。
タイムリーすぎて衝動買いです。ついでにこんなサイトも見つけました。
Tablet PCs, Pen PCs and Convertibles with Linux
いろいろイジってみます。