« Juggling into Japanese | メイン
2006年10月27日
Skype端末
海外との連絡にSkypeを使っていますが、パソコンが無くてもSkypeできる端末を購入したのでレポートです。結論から言うと「まぁ普通に使える」ってところです。
【設定から使用開始まで】
設定はパソコンで無線LANの設定したことある人なら大丈夫、というレベルですね。
バッテリーを取り付けて電源を入れると、アクセスポイントを探し始めます(アドホックでも繋がります)。ご近所も含めてアクセスポイントがいくつか見つかったのでウチのを選んで、暗号化キーワードを入力。
これでネットへの接続はOK。Skypeが最新のバージョンに自動アップデートされます。ちなみに無線は54Mbpsでの接続。音声だけですから、まぁ途切れることはないでしょう。
見慣れたSkypeのロゴが真中に出てきて一安心。SkypeのIDとパスワードを入れると、Skype電話の出来上がり。コンタクトリストが表示されてパソコンのSkypeウィンドウに良く似た感じになります。
【使用感】
SkypeInだけ契約してあるので受信専用です。
自分のケータイから電話してみると「インターネットでお繋ぎします」という案内があって、Skype電話側で呼出し音。
いいもんですねパソコンが無いと。
パソコンで無線LANが使えるようになった時の感動と、ケーブルLANが邪魔臭くなったのと同じような感覚があります。
ウチは1階と2階に無線LANステーションが置いてあってローミング掛けているんですが、Skype端末をステーションに近づけても受信感度のアンテナマークは5本のうち3本ぐらいでした。
それでも十分使えますがチョット不思議。
通話は衛星中継しているような感じで、音声の遅れが0.5秒ぐらいあります。ちょっとコモッた音質はパソコンでのSkypeと同じぐらいです。
事務的な連絡には十分ですが、お互いにツッコミ合うような会話は間(ま)が取れないので成り立ちません(笑)
長時間の会話は辛いですね。
【メリットとデメリット】
メリットはとにかく通話コストでしょう。
これを2台買えば、無線LANの繋がるオフィス同士なら国際電話だろうが何だろうが永久無料ですから。SkypeOutを契約すれば、海外の一般電話への通話を安上がりに済ますこともできます。
あとはウチのように着信専用電話としての用途ですね。れっきとした電話番号が月額500円で利用できて、一般電話やケータイからの連絡が受けられる。
2台めの電話としては十分に使えると思います。電話番号はIP電話と同じ050です。普通の電話と同じなので、子供でも使えるってのもメリットですね。
デメリットは会話の違和感と機械の値段。
インターネット経由なので、お隣りであろうが地球の裏側であろうが同じ遅れが生じます。
Skype電話本体も定価で25,000円ですから安い買い物ではありません。
コストvs効果+使い勝手、というファジーな判断になりますが、ボクは「あり」だと思います。
このSkype電話、通販では品切れ続出のようです。
投稿者 Yos : 2006年10月27日 06:30