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2006年01月31日
Intel MacでEinstein
EinsteinがIntel Mac 上で動作しています。NewtTestでのSpeedテストは、どれぐらいなんだろう?
投稿者 Yos : 12:55 | コメント (2) | トラックバック
2006年01月29日
Anotoペン用の用紙印刷ができる?
以前から気になっていたアノトのデジタルペン。
ご存知ない人のために説明すると、アノトのデジタルペンというのはペン自体がコンピュータを搭載しているデジタル入力デバイス。
操作はいたって簡単。
普通のボールペンと同じように「専用紙」に書き込むと、ペン先にあるカメラが筆跡を解析し、書いた内容自体をデジタルデータとしてペン内にあるメモリに記憶するという仕組み。これをBlueToothなどで他のデバイスへ転送すると、書き込んだ内容そのものがインクデータとして再現される。入力のためのキーボードやディスプレイは一切ない。
デジタル機器のインターフェイスに縛られることなく、違和感なくデジタル情報を残せるというのは、とてもスマートだ。
たったひとつのネックは専用紙が必要だということ。
用紙が専用なので汎用性が低く、いまいちかなぁーと思っていたが、自分で用紙を印刷できる道が開けたようだ。
なるほど霜ケンさんは、アノトを持っているのか。
さらに欲しくなった(笑)
投稿者 Yos : 19:28 | コメント (9) | トラックバック
2006年01月28日
One Laptop per Childに国連の支援
国連が、世界中の子供たちに100ドルのノートPCを配ろうというOne Laptop per Child(OLPC)を正式に支援することを、ダボスの世界経済フォーラムで発表したようだ。
投稿者 Yos : 19:15 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月27日
AIBOの製造中止
ロボット好きのボクにとってショッキングな情報が飛び込んできた。
かつてない緊縮経営のソニーがロボット分野に見切りをつけ、AIBOを製造停止する。開発途上の人間型ロボットQRIOも同様だ。
新しいテクノロジーを次々と開発してきた部門であり、製品であるだけに惜しい。この気持ちはAppleがNewton部門を切り捨てた時の気持ちに近い。あの時はNewton-incとして一旦はスピンオフしたが、AIBOの場合、現在のロボット市場を考えると、そのような採算の合わない冒険はできないといったところだろう。
幸い我らがNewtonコミュニティには、先日のWWNCに見られるように、世界に今もユーザーがいて、熱い気持ちをもったデベロッパー達がいる。
AIBOについても熱いコミュニティの輪が広がってくれることを期待したい。
投稿者 Yos : 12:32 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月25日
手作りタブレットMac
かなり昔の記事ですが、MacModでは本当に iBookからタブレットMacを作ってしまったカメラマンによる解説が掲載されている。すべて自作ということで、内部はかなり「ガムテープ・チューン」されてますが、使っている本人が満足してるんだから、これもアリなんでしょうね。
MacModの記事も、この i-Tabletで書いたとのことです。
投稿者 Yos : 18:44 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月20日
PepperPad2 running Einstein
Chuma.org にPepperPad2で動作している Einsteinの写真がアップされています。
このページで紹介されているのは Pepper computer社のPepperPad2というLinux+Javaベースのコンピュータで心臓はXscale(PXA270、624MHz)。8.4インチSVGAカラーディスプレイとタッチスクリーンを搭載したマシン。
WiFiやBluetoothを内蔵し、20GBのHDDも装備。両側にキーボードがあるので両手の親指でキー入力が可能。850ドル。
写真がピンボケなので正確じゃないですが NewtTest計測値は431と見えますね。低速で Einstein機としてはストレスたまりそうです。(上の写真は、Einsteinと関係ないです)
Einstein2005動作スピード
Paulから送られてきた Einstein2005(OS-X用、バグあり)を試してみました。
やはり気になるのは動作スピード。
NewtTestを使ってスピードを測るわけですが、初期のEinsteinにインストールされていたNewtTestではTestTypeにSpeed項目が無いため測れません。Einstein-DP3と一緒にリリースされたNewtTest1.1にはSpeed項目があるので、これ以降のリリースについて測定しました。
試した環境はiMac G4-800MHz/RAM-512MBです。この時点で遅いのは目に見えてますがね(笑)
NewtTestのLoopスピードチェックの結果は以下の通り。単位はiterations/second。
7倍速というのはWWNC2004公開当時からの実績のようですが、ボクのテスト環境ではこんなもんですね。
DP3 :1320
UP2 :1800
2005:2830
さて Einstein2005という名前ですが、バグが取れてリリースされる際には "Einstein Emulator"ではなく "Einstein Platform Preview 1" という名前になるようです。
投稿者 Yos : 08:05 | コメント (0) | トラックバック
iTab落札
iTabは、どうやら1500ドルで落札されたようですね。
投稿者 Yos : 07:02 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月19日
Einstein2006 on Nokia770
Paulのサイト kallisysで Einstein2006のベータ1が公開されている。ダウンロードできるのは OpenZaurus3.4.5とNokia770用。
実際にNokia770で動作している様子はこちら。
Andy Dillerのサイト The Syncing Appleでは Einstein on Nokia770の記事が掲載されていて、追ってインストールの顛末記を知らせてくれるようだ。
並んで公開されている Einstein Emulator UP2 (MacOS X)はファイルの日付から見て、以前から公開されていたUP2と変わらないと思われる。7倍速になったという Einstein2005は いずこ?
Paulに Einstein2005について問合せてみました。情報が入り次第お知らせします。
追記)Paulから連絡が入りました。Einstein2005については嫌なバグが残っているので、まだリリースに至っていないとのことでした。
投稿者 Yos : 07:46 | コメント (1) | トラックバック
2006年01月17日
Firefox/Thunderbird for Intel Mac
早くも Intel Mac 対応の Firefox / Thunderbird が公開されている。いずれもディスクイメージdmgファイルで The Mozilla FoundationのソフトウェアエンジニアJosh Aas のサイトからダウンロードが可能だ。
非公式なのは、OS X 10.4.4 で出荷された (Macromedia) Flash用プラグインのFirefoxに対する互換性の問題の解決と、Java Embedding PluginをIntel Macにアップデートする作業が、まだ残っているからだということです。
"Use at your own risk." と言いつつも、品質的には満足のいく仕上がりだとか。
投稿者 Yos : 14:39 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月15日
Einstein2006 on Linux-Zaurus (速報)
WWNC2006でLinux-Zaurusに搭載されたNewtonOSのデモが行われた。
2004年のWWNCで PaulがEinsteinをOS-Xでデモした時から、エミュレータ速度は7倍になり Quad PowerMacG5上でのEinsteinのNewtTestベンチマーク値は9400。実機のMP2100でのNewtTest値11,000に迫る性能となってきた。
Macがインテルになってもそのユーザー・エクスペリエンスが MacであるようにNewtonもハードウェアに縛られるものではない。
Paulのサイトでも既に Einstein Platform 2006のベータ版配布が始まっている。
WWNCでのPaulのスライドによると、Einstein2005では、いわゆる「バカ正直なエミュレーション」をやめて最適化のためにソースを書き直したそうだ。そのために多くの髪の毛を失ったという(笑)。
以下、Paulのスライドからの情報。
Einstein2005はOS-X上の開発ツールとしても活躍でき、SeanLukeはWaba開発のツールとして既に利用している。
そしてEinstein2006はエミュレータではなく Zaurus SL5500上で40MBのコンパクトFlashカードで動くプラットフォーム。まだ動作は遅い。
でも、Einstein2005が7倍速になったように、Einstein2006も高速化が可能だ(なぜなら、まだ髪の毛があるから。いや、アイデアもあるから)
たとえばPDFビューアなど、ホストコンピュータとのデータ共有やアプリの連動も実機のNewtonより便利になる。
Einstein2006で使われているテクノロジーを使えば100万色での表現も可能になる。
Einstein2006の高速化、ホスト連携、カラー化は次回のWWNCで実現かな?
投稿者 Yos : 17:10 | コメント (4) | トラックバック
2006年01月13日
タブレットMac "iTab" 登場?
ThePlaceforitAll.com からタブレットMacが登場。
その名も"iTab"
もちろんAppleとは何の関係もありません。
現在eBayオークションに出品されていて、まだ製作されておらず、eBayで1つ売れる毎に1つ製作していくらしい。
iTabは iBookのモディファイ。スクリーンとキーボードを外し、タッチパネルを装着したピュア・タブレット(というかピュア・タッチパネル)。タッチパネルを接続するためだと思われるが オリジナル iBookより USBポートが1つ少ない。
シリーズ1では100台のiTabを製造する予定。また iBookがリニューアルされる度に、新しいシリーズのiTabを100台製造していくという。すべてのiTabはナンバリングされている。
もちろんハードウェアの保証はなくなり、ソフトウェアの保証は継続される。また ThePlaceforitAll.comはiTabの修理を受付ける予定はなく「iTabは iBookと同様なので、壊れたら自分で直してください」とのこと。
iTabで使われているタッチパネルは InkWell互換ではないため、手書き文字認識はできない。
文字入力はDashboard widgetの入力パッド KeyStrokeを使ってくださいとのこと(iTabには含まれません)。
納期は iBookとタッチパネルを仕入れてから1週間の作業時間が必要。オリジナルiBookの箱に入れてのお届け。
以上のように非常に うさん臭いが、スペックは現行の iBookと同じです。
eBayでは 1,500ドルからのオークションが進行中。あと6日で、どこまで値が上がるか見ものです。
投稿者 Yos : 12:31 | コメント (0) | トラックバック
Intel Mac の実力レポート
いなみさんの「アメがん」より Intel Mac の実力レポートを紹介。
Jobsの基調講演での2~3倍速という数字は本当なのか?
「Dock にある Safari アイコンをクリックすると Dockの中で1回弾む前にアプリケーションが起動し、最初のページが表示される」そうだ。Expo用に最適化されているとはいえ、これは速い。
とは言え 2~3倍速という数字は厳しく、ユーザー・エクスペリエンスは体感1.5倍程度。
iLifeはどうだったのかな?画像処理の速度がどのくらいになるか興味がありますね。
Rosetta上での Word:Mac の起動もスムースなようだけど OS-XでのClassic環境でもそうであったように「ハードウェアをコントロールしたりするようなソフトは Rosetta 上でうまく動かない」
このあたりは Intel ネイティブまたはユニバーサルバイナリを待たないといけないようです。
投稿者 Yos : 07:27 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月12日
MacworldExpoの後はWWNC
さて MacworldExpoの後は、WWNC。
今年も濃い連中がサンフランシスコに集まってくるようだ。
初日のキーノートを務めるのは Larry Yaeger氏。
Larryは「Handwriting Recognition that Actually Works!」と題して Newtonの文字認識技術についてのスピーチを行う。
それもそのはず、彼はAppleのAdvanced Technology Group(当時)でNewtonの手書き文字認識開発のリーダーとして活躍した人。彼は自分のホームページで、この認識技術についての論文も公開している。
2日目のキーノートはWalter Smith氏。
「A Brief History of Newton Technology」と題して、Newtonテクノロジーの開発経緯などを紹介する。 Walterは先進的なオブジェクト指向プログラミング環境 NewtonScriptを開発した人。どんな話が聞けるんだろうか。
その他にも Adam Towや Grant Hutchinson、James Joaquinなどが各セッションを担当する。
我らが Paul Guyotも初日の午後から「Einstein & Relativity: The Transition」を担当。2005年7月のUserPreview以来、動きが見えない Einsteinについて、どんなスピーチが出てくるのか非常に楽しみ。
MP2000で有名なユーティリティソフト「Dash Board」を開発したFive Speed Softwareの Mason Mark氏も日本から参加するようだ。
その他、BlueToothを使った電話連携や、Wi-Fiの設定、NPDSなどのワークショップが予定されている。
大いに盛り上がった2004年のWWNCの様子はこちらから。
投稿者 Yos : 12:25 | コメント (2) | トラックバック
Google EarthがTigerに対応
Windows版の Google Earthのベータが外れて、正式リリースになったのと同時に Mac用 Google Earthがベータリリースされた。
OS X 10.4以降に対応ということで Pantherのボクは試すことができません(泣)
ダウンロードはこちらから。
余談ですがダウンロードページにある
Desktop computers older than 4 years old may not be able to run it.
という記述は、大雑把だけど親切ですね。
投稿者 Yos : 07:02 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月11日
MacWorld Expo/SF 2006
MacWorld Expoの会場はブルース・ブラザーズで盛り上がった。
iPodでSaturday Night Liveが見れるようになるらしい。うーん、欲しくなったぞ。
さて従来のPowerBookの4倍のパフォーマンスを実現できるという MacBook Proが発表されました。先行予約開始で発売は2月から。
詳細な仕様はここ。
現行PowerBookよりもわずかに薄い筐体には、iSightカメラが内蔵され、Front Rowリモコンも搭載。ところで、このMacBookという名前は慣れが必要ですね。言いにくいです。ニッカポッカみたい。
今年度中にすべてのモデルをIntelチップへ移行する計画のようですが、Intel製プロセッサを搭載したマシンを投入した後も、従来プロセッサ搭載マシンを販売し、従来製品も新製品も同じ価格で販売。最後のPowerPCマシンということで需要もあり、在庫を消化していくということなんだろうね。
iLife'06は各アプリケーション毎にPodCastingへの細かな対応が成されていました。
iPhotoのPhotoCasting、iMovieのiPodエクスポートやビデオPodCast、GarageBandのPodCast作成スタジオなどなど。
おばあちゃんのMacのスクリーンセーバーを孫の写真に設定するというデモがいいよね。
アルバムを更新したらPhotocastされて、おばあちゃんのMacのスクリーンセーバーが自動的に更新されて孫の新しい写真が見られる。
iLifeって感じだ。
Appleのウェブサイトで数日前に誤って公開されて話題を呼んだ「iWeb」は、おおかたの予想通りウェブサイト作成用のアプリケーションだった。iLifeファミリーを使って、総合的にサイトを構築できるというのはいいね。
PodCastingというキーファクターで従来のiLife製品をうまくまとめ上げ、PersonalCastingのツールに仕上げたわけだ。
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Appleの製品とサービスは、どちらかが先行することもなく、いつも非常にうまくバランスしていると思う。
こだわるトコロとこだわらないトコロの緩急も上手に付けているし、時代のちょっとだけ先を取るセンスもいい。
Appleは今年、創業30周年を迎える。
ボクがAppleIIに憧れてたのも、30年近く前のことなんだと思うと感慨深いね。
投稿者 Yos : 07:05 | コメント (0) | トラックバック
2006年01月10日
うるう秒
いまさらの情報だけど、今年の元旦に7年ぶりの「うるう秒」調整が行われたらしい。
1999年の元日以来7年ぶりの「うるう秒」の調整は、2006年1月1日のJST午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「午前8時59分60秒」を挿入するというもの。
地球の公転・自転に基づいた「天文時」と原子時計とのずれが0.9秒に近づいたため「国際地球回転事業(IERS)」がうるう秒の挿入を決めたのを受け、日本標準時を維持管理している独立行政法人・情報通信研究機構が昨年の9月7日に発表していた。
この時間のNTTの時報を聞いてみたかった(笑)
投稿者 Yos : 13:05 | コメント (2) | トラックバック
2006年01月06日
OQO model 01+
OQOからWindowsXP Tablet Edition 2005に対応した新しいモデルが発表された。
ありとあらゆるインタフェースを網羅して、かなり凄いスペック。
その名も OQO model 01+ ultra personal computer。ウルトラパーソナルですよ、PDAどころの話じゃない(笑)
常に手帳やサイフと一緒に携帯することを想定しているので、落下を検知してハードディスクを守る "Active hard drive protection" や、飛行機や自動車用の電源アダプタ "Universal power supply (air/auto adapters included)" が用意されているのがユニーク。
WinXP Tablet Edition モデルが $2,099.00。紹介ビデオもあるのでチェックしてみては?